安物新築よりしっかりした中古一戸建て (´∇`) ホッ

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以前していた仕事の関係で、新築マンションの建築現場や、
建売住宅の現場などの実際を眺めていて、つくづく感じたのが、
結構いいかげんに作ってるなぁ」ということでした。
また逆に、両親のための中古一戸建てをあちこち回って
見る機会もかなりあったのですが、この時感じたのが
きちっと作られた家は、多少の年数経過でも平気」と
いうことでした。

多くの人が、自分の家を考えるときに悩むのが、新築戸建て・
マンションにするか、中古一戸建てもしくは中古マンション
するかという点でしょう。戸建てとマンションでは大きく話が
変わってくるので、戸建てに話を絞りますが、この場合で
非常に多いのが「新築建売VS格安中古一戸建て」という
選択肢でしょう。最終的には好みの話なのですが、
あえて推すのならば、私は格安中古一戸建てを推します。

日本の住宅市場というのは、基本的に新築がポーンと
飛び抜けて高い状態で、そこから中古になるとがくっと
下がって、年数を経る度に急速に価値が下がっていく
という特徴を持っています。このため、そもそも中古住宅
というのは割安な
傾向があります。
ただし、中古の住宅の場合、経過年数によってはメンテ
ナンス費用の存在なども考えなければいけません。

ただ、あちこちの中古住宅を見てきた結論としては、
最初にきちっと作られた家というのは、経年劣化もしにくい
ということが言えます。
そもそも格上の家というのは、長年持つように出来ている
のです。逆に新築と言ってもコスト削減されて作られた家
というのは、経年劣化が激しく、それほど経たないうちに
メンテナンス費用の事を考えなければいけなくなるのです。
また、元々の作りが良い家というのは、中古であっても住み
やすいのです。その代表的な部分が各種建材でしょう。

例えば良い木材で作られた家は、自然な保温保冷
湿度調整能力を持ちますが、見た目だけの新建材は、
結露過乾燥などがつきものです。こういった部分を
比較検討してみると、限られた予算で新築にこだわるより、
割安な中古戸建てを狙うのがオススメといえるのです。
やはり何でも良いものは長持ちするようですね。
でも自分でできるメンテナンスはきっちりした方が
より長持ちするのではないでしょうか。

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